2015年8月8日土曜日

Summer Camp 2015

CFAKids Summer Camp 2015
夏のメインイベント、サマーキャンプが行われました。
CFAKidsとしては通算5回目の遠出、2回目のキャンプですが、
今回はじめての試みとして公共交通機関で移動しました。
今までは貸切バスでの移動だったため、
移動中に荷物を運ぶ必要もなく
移動中のマナーもそこまでは意識しませんでしたが、
今回は電車と路線バスを乗り継いでの大移動。

低学年がほとんどのCFAKidsのこどもたちにはまだ早いかな?という
懸念もありましたが、こどもたちの可能性を信じての挑戦となりました。
結果的には荷物を自分で持てなくなる子もおらず、
電車の中で騒いで他のお客さんに迷惑をかけることもなく、
全員が社会の一員として
しっかりと交通機関を利用することができました。

キャンプ場についてからは、野外でのMy カレー作りです。
チームごとにバラバラになったカレー作りのヒントを組み合わせ、

話し合って、自分たちだけのマイレシピを作り上げていきます。
用意されたレシピ、道具、行程で炊事をこなしていくのではなく、
多少、失敗してもいいから自分たちの力で
カレーを作り上げていくという経験をしてもらおうというねらいです。

近年、多くのサマーキャンプでは時間と手間がかかり、
安全管理も大変な野外炊飯を行わなかったり簡略化して、
外部に委託したアクティビティなどをメインにすることがほとんどですが、CFAKidsのサマーキャンプでは
キャンプの原点である
「自分のことは自分でやる」
「野外生活を自分の力でやりとげる」
ということを大切にしています。
しかし、大人の思いとは裏腹にすべてのチームのカレーが大成功。
とてもおいしくできあがり、嬉しいようなちょっと残念なような。。。?

ご飯を食べたあとには恒例のキャンプファイヤーです。
定番のもえろよもえろや、

猛獣狩りに続いて今年は「鬼のパンツ」で大盛り上がり。
こどもたちはファイヤーが終わってもいつまでも歌っていました。

ファイヤーの後はお風呂に入って就寝の時間です。
男子はあっという間にバタンキューでしたが、
女の子たちは暗くなった部屋でひそひそと
おしゃべりタイム「早く寝なさーい」と
先生に怒られた場面もお泊りのいい思い出ですね。

2日目。
朝6時に起床して清掃の予定でしたが、

5時半には多くのこどもたちが起きていたようです。
自分の荷物の整頓も、
バンガローの清掃も思った以上に
積極的に取り組んでくれたこどもたち。

ふれあいの村の職員の方の清掃点検では
「階段を見ただけでこの団体は大丈夫だとわかるくらいきれいです」
「とてもすばらしいこどもたちですね」との
コメントを頂くくらいきれいに清掃することが出来ました。

清掃と朝食が終わったら、
2日目のメインイベントである自然観察オリエンテーリング。
もらった地図を頼りにチェックポイントを探し、

そこにある課題を協力して解決することでスタンプを集めていきます。
8つのスタンプを集めて、

最後にはスタッフ扮する原住民とボディランゲージで会話して、
すべてのスタンプをゲットすることが出来ました。
オリエンテーリングは
かなり険しく自然あふれる山道で行われましたが、
CFAKidsのこどもたちは
自然や虫に触れることが多いため、余裕の様子。
大人の方がハァハァいったり虫にびっくりするような状況でした。

最後は自由時間。
ケガだけ気をつければ、

思いっきり叫んでも走り回ってもいいよ。言われたこどもたちは
2日間の疲れも忘れて大騒ぎ。
自然の中の原っぱで思う存分遊びまわりました。

そして、楽しかったキャンプもあっという間に終わりです。
疲れきったこどもたちはバスの中で爆睡。
電車も座れるといいなーと思っていましたが、

ちょうど混んでいる車両にぶつかってしまい座れないこどもたちが続出。
疲れきってるのに大丈夫かな、と心配しましたが

一言も文句を言うこともなく、きちんと乗車ルールを守って、
楽しそうにキャンプの思い出話をしている
こどもたちの姿を見て、つい涙腺がゆるんでしまいました。

毎年、こどもたちが大きく成長する夏休みの中でも
特に大きな成長が見られるサマーキャンプ。
今年はこどもたちの自立を促すために、

集団行動を意識して厳しくする場面もありましたが、
こどもたちはキャンプを思いっきり楽しみながらも守るべきことは守る、
やるべきときはやるというスタンスを身につけてくれたことと思います。

今年の経験を活かして、
2泊3日でさらにスケールアップする予定の来年のキャンプ。
こどもたちはどんな姿を見せてくれるのでしょうか。