2014年4月1日火曜日

テーマワークとは・・・?

テーマワークとは
CFAKidsの特徴として「テーマワーク(TW)」というものがあります。

これは何かの知識をつけるものではありません。
学びに対する姿勢や物事に対する考え方を身につけるためのものです。

年度ごとに「水」「ことば」「お金」といったテーマが決まっており、そのテーマを軸に1年間をかけて考えたり、触れたり、実験したり、人と出会ったり・・・こどもたちが様々な活動を行います。

大切なのは学びに対する姿勢
一つのテーマについて1年間も時間をかけて、様々な視点から関わっていくということは小学校、中学校ではほとんど経験できません。高校でも一部のトップ校を除いて、そういった授業は行っていません。

準備に非常に時間がかかりますし、それぞれのこどもたちの学びにあわせてカリキュラムをアップグレードさせていくのは難易度が高く、非常に多大なコストがかかるからです。

では、なぜCFAKidsでは行っているのか。
それは、こどもたちにとって大切なのは「勉強」や「知識を身につけること」ではなく「学びに対する姿勢を身につけること」だと考えているからです。

そして、学びに対する姿勢はただ問題集を解いたり、習い事に通うだけでは身につかないからです。

テーマワークによって大人でも答えを出せていないテーマに取り組むことや、テーマと生活の意外なつながりを発見することで、学校では身につかない「物事の考え方」や「多様な視点」が鍛えられます。

また、言葉の成り立ちや意味を考えたり、実験を行ったり、実際にお仕事をしている人に会いに行ったり、テーマを取り巻く数字に触れたりすることで、国語や理科、社会や算数と言った勉強が実際の社会でどう役に立っているかも肌で感じることができます。

こういった経験のすべてが学びというものに対する姿勢の変化をもたらすのです。

こどもの変化
実際に小学校に上がり「勉強なんか嫌い!」「絶対に勉強しない!」と言っていた子が数回のテーマワークを経ると、勉強に対する意識が「しなければならないもの」から「するともっとおもしろくなるもの」に変わり、自分から机に向かうようになります。

保護者の方からも「うちの子が自分で勉強の準備を始めるなんて考えられなかった」と驚きの声を頂いています。

差がつくのは放課後をどう過ごしたか
日本の義務教育は世界でも質の高いことで有名です。
しかし、残念ながら中学校に上がる頃にはこどもによってかなりの差がついてしまい、ドロップアウトしてしまう子も珍しくありません。

小学校では300人にひとり程度の不登校児は、中学校に上がると30人から40人にひとり程度の割合に激増します。

同じ学校に通って、同じ授業を受けているのにどうしてこんなにも差がつくのか。

それは放課後の過ごし方がこどもによってまったく異なるからです。

こどもたちが小学校で過ごす時間は年間1,200時間。 一方、放課後と長期休みを合わせた時間は1,600時間です。 


その時間をゲームをして過ごすか、様々な習い事に通わせてこどもの時間を消費してしまうか、思いっきり遊び思いっきり学べる環境にいるか・・・

そこで大きな差がついてしまうのです。

CFAKidsでは独自開発したテーマワークのほかにも、こどもたちの成長を可視化するための達成目標や、机に向かう習慣をつける集中の時間、チームワークやリーダーシップを学ぶグループワークなど「学校では教えてくれないこと」を学ぶためのしかけが山ほどあります。


また最近では公園に行ってもゲームをしている子が多いですが、CFAKidsにいる時間はもちろんゲームはできないので外遊びの時間も体を思いっきり動かして遊ぶことができます。

こどもたちの放課後が少しでも豊かな実りあるものになるよう、CFAKidsのカリキュラムは今日も進化を続けています。